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ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』平岡敦訳 創元推理文庫

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 30年ぶりに読みましたが、正直なところ、何にも覚えていませんでした。そのおかげで、再び、びっくりすることができました。

 1907年に書かれた、密室ミステリーの古典です。はっきり言って、「古典だから読んでおこう」と、オススメするわけではありません。純粋に、「おもしろいからどうぞ」と言いたいです。

 密室の中で被害者が倒れていた。犯人はどうやって部屋に入って、どうやって出て行ったのか。

 追い詰めたはずの犯人が消えてしまった。一体どうやって。

というような不可解な謎が提出されます。
 さらに、

 2人の探偵がそれぞれ真相に迫る。果たしてどちらが正しいのか。

という読みどころもあります。
 
 新聞の連載小説だったのですが、こんな話を一話読んじゃったら、続きを買わずには入られませんよね。

 そして、ついに明かされる犯人。そして、密室のトリック。

 読んだ後、その日一日中、余韻で頭がボーッとしてました。いいもの読んだなあ、と。古典でありながら、きっちり楽しませてもらいました。

ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』は、「密室トリックを堪能したい」あなたのための本です。

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