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フレドリック・ブラウン著『真っ白な嘘 』【新訳版】

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フレドリック・ブラウン著『真っ白な嘘 』【新訳版】越前敏弥訳、創元推理文庫は、「とにかく面白い話が読みたい」あなたのための本です。

 新訳が出たこの機会にぜひ読むようにと、読書家の友人から薦められて読みました。
 今まで読んでいなかったなんて!
 読めてよかった!
 と驚かされた短編ミステリーの名品でした。帯には、


「後ろを見るな」はぜひ最後にお読みください。

とあって、その通りにしたのですが、なんと、そういう意味で、「最後にお読みください。」だったのかと、意外なところをつかれました。 しかも、旧訳版より1編収録作が多いとのこと。お得感ありますね。
 それが「危ないやつら」というこれまた、ゾクゾクする緊張感のある名品でした。
 ぼくが特に気になった作品は次の通り。

「四人の盲人」→なんとそう来たか、という驚き。
「メリーゴーラウンド」→いいねえ。
「叫べ、沈黙よ」→超名作!
「闇の女」→ラストが好き。
「歴史上最も偉大な詩」→どんな詩だったか色々考えさせられるが、それよりもサゲが洒落ていて批評にもなっていて素晴らしい。
「真っ白な嘘」→これもいい!
「ライリーの死」→これは大好き
「後ろを見るな」→うわーっ。

 ネタバレしないように書くと、訳がわかんないですね。
 こんなに面白い本が未読だと48歳にして知ってしまうと、これからもそういう本に出会うために、健康で長生きをしたいものだとつくづく思うのでした。

 2021年中にフレドリック・ブラウン著『復讐の女神』の新訳版が出る予定とのこと。楽しみに待ってます。

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