本のすすめ 時々ひとりごと

横松心平オフィシャルブログ

「Mystery」 一覧

芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』文藝春秋 

2020/12/07   -Book, Mystery

野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビューその後、各賞の候補になってきました。 吉川英治文学新人賞 本屋大賞 山本周五郎賞 日本推理作家協会賞(短編部門) 別に、受賞しなくても凄い作品は凄いわけです …

川澄浩平『探偵は教室にいない』東京創元社

第28回鮎川哲也賞を受賞して、2018年に刊行された、著者のデビュー作です。  鮎川哲也賞は、「創意と情熱溢れる鮮烈な推理長編を募集します。 」 ちなみにこの前年には、話題となって映画化もされた、今村 …

ジョセフ・ノックス『笑う死体』新潮文庫、池田真紀子訳

2020/12/07   -Book, Mystery

 悪漢小説というジャンルがありますね。悪者が主人公。 もちろん、ただの悪人で嫌なやつだったら感情移入できません。 犯罪に手を染めているけど、筋の通った人であったりと、魅力的な人物じゃなきゃ面白くありま …

ユリアン・プレス『くろグミ団は名探偵 カラス岩の宝物』岩波書店、大社玲子訳

2020/12/07   -Book, Child, Mystery

 絵を見て、謎を解く手がかりを探す本です。 その手がかりをたどっていくと、最後には事件が解決するというストーリーとなっています。だから、ただの探し物パズルじゃないんです。ちゃんと、楽しい読み物になって …

コニー・ウィリス『空襲警報』大森望訳 ハヤカワ文庫

2020/10/05   -Book, Mystery

ヒューゴー賞、ネビュラ賞の受賞作だけを集めた、コニー・ウィリスの傑作選です。  傑作選というだけあって、収録作が全部いい!ハズレなしの福引です。全部ハワイ旅行が当たることが保証されています。 「クリア …

ジョン・ディクスン・カー『曲がった蝶番』三角和代訳 創元推理文庫 新訳

2020/09/26   -Book, Mystery

 本の帯にはこうあります。 どうです。これだけでお腹いっぱいになります。爵位を継いで1年になる、イギリスの田舎の貴族がいます。その人は、アメリカから帰国してきて、爵位と財産を相続しました。ところがその …

エラリー・クイーン『エラリー・クイーンの新冒険』中村有希訳、創元推理文庫、新訳

2020/09/26   -Book, Mystery

 何と言っても、黙って「神の灯」を読んでください。 すごいです。 だって、屋敷が一軒消えちゃうミステリーなんです。 しかも、きちんと論理的に説明がつくんです。  先日おすすめした『短編ミステリの二百年 …

アーナルデュル・インドリダソン『湖の男』柳沢由実子訳、創元推理文庫

2020/09/21   -Book, Mystery

 優れた小説って、一生忘れられないワンシーンがある小説です。『ハックルベリー・フィンの冒険』の名セリフ、『赤毛のアン』でマシューとアンの畑でのあのシーン。思い出しますよね。 ミステリーだと謎が解けたと …

小森収編『短編ミステリの二百年 2』創元推理文庫

2020/09/05   -Book, Mystery

 ハメットもチャンドラーももちろん楽しめるのですが、一番のオススメは最後のロイ・ヴィカーズ「二重像」です。  夫だと思った人物が他人だった。何度かその人に会ううち、妻はソックリな人がもう1人いるのだと …

西村京太郎『華麗なる誘拐』河出文庫

2020/08/31   -Book, Mystery

 誘拐ミステリーの特徴は、犯人と警察とのやりとり、です。 誘拐された人の身柄と、身代金を巡って、必ず犯人と警察はコミュニケーションを取ります。ですから、犯人だけではなく、警察にも魅力的な人物が必要なん …

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