本のすすめ 時々ひとりごと

横松心平オフィシャルブログ

「Book」 一覧

ジョン・ディクスン・カー『曲がった蝶番』三角和代訳 創元推理文庫 新訳

2020/09/26   -Book, Mystery

 本の帯にはこうあります。 どうです。これだけでお腹いっぱいになります。爵位を継いで1年になる、イギリスの田舎の貴族がいます。その人は、アメリカから帰国してきて、爵位と財産を相続しました。ところがその …

エラリー・クイーン『エラリー・クイーンの新冒険』中村有希訳、創元推理文庫、新訳

2020/09/26   -Book, Mystery

 何と言っても、黙って「神の灯」を読んでください。 すごいです。 だって、屋敷が一軒消えちゃうミステリーなんです。 しかも、きちんと論理的に説明がつくんです。  先日おすすめした『短編ミステリの二百年 …

マイケル・ポーラン『人間は料理をする』野中香方子訳、NTT出版

2020/09/21   -Book, Non-Fiction

 とにかく本当に美味しそうなものが登場してきて、読み終わると、絶対、台所に立ちたくなります。  あまり料理をしてこなかった著者は、料理修行の旅に出て、プロの料理人から、きっちりと教えてもらいます。 も …

アーナルデュル・インドリダソン『湖の男』柳沢由実子訳、創元推理文庫

2020/09/21   -Book, Mystery

 優れた小説って、一生忘れられないワンシーンがある小説です。『ハックルベリー・フィンの冒険』の名セリフ、『赤毛のアン』でマシューとアンの畑でのあのシーン。思い出しますよね。 ミステリーだと謎が解けたと …

小森収編『短編ミステリの二百年 2』創元推理文庫

2020/09/05   -Book, Mystery

 ハメットもチャンドラーももちろん楽しめるのですが、一番のオススメは最後のロイ・ヴィカーズ「二重像」です。  夫だと思った人物が他人だった。何度かその人に会ううち、妻はソックリな人がもう1人いるのだと …

植島啓司『生きるチカラ』集英社新書

2020/09/05   -Book, essay

 この本の読みどころはズバリ、 「あらゆる選択は誤りを含んでいる」 というメッセージです。  選択って難しいですよね。特に、自分の人生を左右するような大きな選択をしなければならなくなったとき、どっちの …

西村京太郎『華麗なる誘拐』河出文庫

2020/08/31   -Book, Mystery

 誘拐ミステリーの特徴は、犯人と警察とのやりとり、です。 誘拐された人の身柄と、身代金を巡って、必ず犯人と警察はコミュニケーションを取ります。ですから、犯人だけではなく、警察にも魅力的な人物が必要なん …

ロバート・A・ハインライン『夏への扉 新訳版』小尾芙佐訳 早川書房

2020/08/31   -Book, SF

 未来について書くSFって、世界の破滅を描くこともあれば、素晴らしい未来を描くこともあります。 この『夏への扉 新訳版』は、未来は今よりも良いものになるはずと思わせてくれる、前向きSFの代表作です。  …

武田双雲『上機嫌のすすめ』平凡社新書

2020/08/22   -Book, essay

 毎日を楽しく暮らしたいって、誰だってそう思いますよね。でも、どうすれば楽しく暮らせるのか? お金がない。時間がない。 あれがあれば、これがあれば、楽しく暮らせるのになあって、思ってしまいがちです。 …

ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』平岡敦訳 創元推理文庫

2020/08/22   -Book, Mystery

 30年ぶりに読みましたが、正直なところ、何にも覚えていませんでした。そのおかげで、再び、びっくりすることができました。  1907年に書かれた、密室ミステリーの古典です。はっきり言って、「古典だから …

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