本のすすめ 時々ひとりごと

横松心平オフィシャルブログ

「 月別アーカイブ:2020年08月 」 一覧

西村京太郎『華麗なる誘拐』河出文庫

2020/08/31   -Book, Mystery

 誘拐ミステリーの特徴は、犯人と警察とのやりとり、です。 誘拐された人の身柄と、身代金を巡って、必ず犯人と警察はコミュニケーションを取ります。ですから、犯人だけではなく、警察にも魅力的な人物が必要なん …

ロバート・A・ハインライン『夏への扉 新訳版』小尾芙佐訳 早川書房

2020/08/31   -Book, SF

 未来について書くSFって、世界の破滅を描くこともあれば、素晴らしい未来を描くこともあります。 この『夏への扉 新訳版』は、未来は今よりも良いものになるはずと思わせてくれる、前向きSFの代表作です。  …

武田双雲『上機嫌のすすめ』平凡社新書

2020/08/22   -Book, essay

 毎日を楽しく暮らしたいって、誰だってそう思いますよね。でも、どうすれば楽しく暮らせるのか? お金がない。時間がない。 あれがあれば、これがあれば、楽しく暮らせるのになあって、思ってしまいがちです。 …

ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』平岡敦訳 創元推理文庫

2020/08/22   -Book, Mystery

 30年ぶりに読みましたが、正直なところ、何にも覚えていませんでした。そのおかげで、再び、びっくりすることができました。  1907年に書かれた、密室ミステリーの古典です。はっきり言って、「古典だから …

マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』光文社古典新訳文庫

2020/08/19   -Book, Child, literature

 先日、小・中学生の子どもたちにトウェインの『王子と乞食』を読み聞かせていたら、とても好評だったんです。ここらへんでいったん終えようとしても、続きが気になるようで、「もう少し、もう少し」って言われてな …

小森収編『短編ミステリの二百年 1』創元推理文庫

2020/08/19   -Book, Mystery

 この本には、面白い、様々なタイプの短編ミステリ小説が収録されています。中でもおすすめなのが、ジョン・コリア「ナツメグの味」です。  新しく職場に来た同僚。彼が、かつて殺人容疑をかけられたことを、主人 …

荒井良二『あさになったのでまどをあけますよ』偕成社

2020/08/09   -Book, Child

 毎日、しなければならない仕事をするだけで精一杯。大変ですよね。私も、お勤めに出て、家事をして、子育てをして、座る暇もないくらい、毎日が慌ただしく過ぎていきます。 そんな時、宝くじに当たるような、ある …

スティーヴン・キング『呪われた町』文春文庫

2020/08/09   -Book, literature, SF

 モダンホラーの帝王、スティーブン・キングの書いた、怖い小説です。 でも、読みはじめると、なんだか恐ろしいことが起こりそうだという感じはヒシヒシとしてきますが、別にホラーっぽくないんです。 アメリカの …

森田真生『数学の贈り物』ミシマ社

2020/08/09   -Book, essay

 読んでいて惚れ惚れとする、見事な文章が書かれたエッセイ集です。文を書く技術が素晴らしい、ということだけではありません。 著者が自分の肉体を使って考え抜いた、オリジナルな思考が表現されています。どこか …

野田知佑『北極海へ』文藝春秋

2020/08/09   -Book, essay

野田さんは、カヌーイストです。国内外をカヌーで川下りをして、その旅の様子を文章に書いてきました。そう聞くと、「冒険家」のような感じもしますが、違います。野田さんは楽しく遊ぶために川下りをしています。  …

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