本のすすめ 時々ひとりごと

横松心平オフィシャルブログ

「 年別アーカイブ:2020年 」 一覧

アガサ・クリスティー著 黒原敏行訳『ナイルに死す 新訳版』ハヤカワ文庫

 クリスティーの代表作の一つです。といっても、ミステリーの女王なので、代表作がいくつもあるのがすごいです。ただ、クリスティーを読み込んでいるファンの中では、『ナイルに死す』がナンバーワンだという声もあ …

小森収編『短編ミステリの二百年 3』創元推理文庫

 ヘレン・マクロイ「ふたつの影」 幼児が見かけたという二人の謎の人物。周りの大人はみんな、子どもの空想上のことだと思っています。その中で次々とおこる不審な事故。。 読者としては、二人の人物が実在して、 …

中山七里『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』文藝春秋

 著者は、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞してデビューし、いろんなシリーズ作品を書いています。これは、「静おばあちゃんと要介護探偵」シリーズの2冊目となる短編集。  静おばあちゃんは、80代の元 …

陳浩基『網内人』文藝春秋

「華文(かぶん)ミステリー」という言葉があります。これは、中国語で書かれた推理小説、という意味です。近年、ミステリーにおいて中国語からの翻訳が進んでいるのは、単純に面白いからです。 ミステリーといえば …

逢坂剛『鏡影劇場』新潮社

 ホフマンという、ドイツの芸術家を知っていますか? 1776年に生まれ、1822年に、脊椎カリエスにより46歳で亡くなってしまった、18世紀から19世紀にかけての人物です。 作家であり、作曲家であり、 …

芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』文藝春秋 

2020/12/07   -Book, Mystery

野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビューその後、各賞の候補になってきました。 吉川英治文学新人賞 本屋大賞 山本周五郎賞 日本推理作家協会賞(短編部門) 別に、受賞しなくても凄い作品は凄いわけです …

川澄浩平『探偵は教室にいない』東京創元社

第28回鮎川哲也賞を受賞して、2018年に刊行された、著者のデビュー作です。  鮎川哲也賞は、「創意と情熱溢れる鮮烈な推理長編を募集します。 」 ちなみにこの前年には、話題となって映画化もされた、今村 …

ジョセフ・ノックス『笑う死体』新潮文庫、池田真紀子訳

2020/12/07   -Book, Mystery

 悪漢小説というジャンルがありますね。悪者が主人公。 もちろん、ただの悪人で嫌なやつだったら感情移入できません。 犯罪に手を染めているけど、筋の通った人であったりと、魅力的な人物じゃなきゃ面白くありま …

ユリアン・プレス『くろグミ団は名探偵 カラス岩の宝物』岩波書店、大社玲子訳

2020/12/07   -Book, Child, Mystery

 絵を見て、謎を解く手がかりを探す本です。 その手がかりをたどっていくと、最後には事件が解決するというストーリーとなっています。だから、ただの探し物パズルじゃないんです。ちゃんと、楽しい読み物になって …

コニー・ウィリス『空襲警報』大森望訳 ハヤカワ文庫

2020/10/05   -Book, Mystery

ヒューゴー賞、ネビュラ賞の受賞作だけを集めた、コニー・ウィリスの傑作選です。  傑作選というだけあって、収録作が全部いい!ハズレなしの福引です。全部ハワイ旅行が当たることが保証されています。 「クリア …

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